杉原千畝物語オペラ「人道の桜」の公演が、私が委員長を仰せつかっている杉原千畝物語オペラ「人道の桜」制作委員会と早稲田大学文化推進部との共催で、2022年11月3日に早稲田大学大隈記念講堂で開催されました。
今回は、早稲田大学出身の杉原千畝の「命のビザ」発給82年、早稲田大学創立140年、創立者大隈重信侯没後100年を記念した公演でした。
公演に先立ち、大学を代表して首藤佐智子文化推進部長が田中愛治総長挨拶を代読したのに続き、駐日イスラエル大使館のギレッド・コーヘン大使および駐日リトアニア共和国大使館のユスティーナ・クルトゥリーテ一等書記官からご挨拶をいただきました。
このオペラは、第2次世界大戦中にユダヤ難民に「命のビザ」を発給して約6000人の命を救い、真摯に人の命と向き合って人道精神を貫いた杉原千畝の生涯を、早稲田大学在学時代から帰国後イスラエルによる「諸国民の正義の人(ヤド・バシェム)」の称号授与まで描いたものです。
当日は1000人に近い、ほぼ満席のお客様に鑑賞していただき、公演後には多くの皆様から「素晴らしかった、感動した」とお褒めの言葉をいただき、主催者側としましては大きな喜びになりました。 カーテンコールには出演者の皆様と一緒に舞台に立たせていただきました。
会長 伊藤 雅夫
