2024年4月13日より20日まで銀座1丁目のgallery一兎庵にて、油彩画を中心とする絵画展を開催しました。題材は馬と富士山などの風景画。私は、学生時代に馬術部に所属し、馬とともに青春時代を過ごし、今も早稲田大学の体育の授業を担当し、馬の作品を作り各地のギャラリーで発表しております。伊藤会長をはじめ稲門会の皆様にも多数ご来場いただきまして誠にありがとうございました。
gallery一兎庵の入る奥野ビルは、築90年のレトロな昭和の建築で、もとは高級アパートメントでしたが、改装されいまは多くのgalleryの集まるアート発進基地となっています。外国人観光ガイドブックにも紹介させているため、多数の海外の観光客が個展にもおとずれてくれました。イスラエル、メキシコ、アメリカ、フランス、カタールなど国籍も多様で、英語でのやり取りで会話を楽しみました。早稲田大学からは、稲門体育会会長の河野洋平さんにもご来場いただきました。河野さんは那須に牧場を持つほどの馬好きで、馬術部の早慶戦にも足を運んでいただき、馬談義に花を咲かせました。早稲田大学馬術部時代の先輩や後輩、他大学の馬術部のOBの方々にも多数ご来場いただきました。馬をとおして知り合った方々に囲まれて、今の私の生活があることを実感しました。早稲田大学という素晴らしい大学に在籍できたこと、そしてそこで、馬と出会えたことを本当に感謝しております。本日も厩舎に足を運び、馬の頭をなでて、馬の足を洗い、馬に草を食わせ、のんびりと馬の絵を描いておりました。暖かな日差しのなか馬を過ごす午後の時間は至福の時です。9月には東伏見フェスタで馬に乗る企画も予定しております。馬術部の馬場にもぜひ足をはこんでいただければと思います。ご案内させていただきます。
追伸 次回個展は軽井沢追分のギャラリーで8月10から15日まで予定しております。
昭和60年卒 倉田孝之
