今年の東京マラソンに、新座稲門会幹事の富岡さんが参加されました。
富岡さんに、東京マラソンに参加しての感想をお願いしました。
東京マラソン体験記!!
【初マラソンが東京マラソン】
去る2月25日日曜日、私は、東京マラソンに参加する幸運に恵まれました。しかも初マラソンです!!毎年応募しても出場できない方々が多い中、ラッキーにも2回目の応募で当選です。一生の運を使い果たしてしまった感はありますが、やれるだけのことはやろうと、11月から2月まで、毎月100km走るのを目標にトレーニングを行いました。しかし結果は、正式タイム、6時間42分26秒。順位は何と、34510人中、33577位でした。途中30kmから完全に歩いてしまい、最後は、各関門を制限時間に通過できない可能性あるランナーに寄り添って走る、「完走サポートランナー」の姿が気になってしまうほどでしたが、何とかゴールできましたし、東京のど真ん中を走る醍醐味は、想像していた以上に素晴らしい経験でした。そして、特に感じたことを、2つお話させていただきます。
【ボランティアの力】
まずは、ボランティアの力です。朝、地下鉄の改札から誘導担当のボランティアの方が、元気よく、「おはようございます。がんばってください。」と声をかけてくれたことで、緊張がほぐれたことを覚えています。そして、スタートエリア会場に行ってびっくり。誘導係、手荷物預かり係、などなど、もうたくさんのボランティアの方々がきびきびと動いていました。今までスポーツイベントをテレビ観戦しかしたことが無い自分にとって、大会運営の裏側は、とても新鮮で、感動しました。
【完全に日本の文化】
もうひとつは、完全に日本の文化になっている、ということです。42.195kmのコースにおいて、応援の方が途切れる箇所はひとつもありませんでした。これはランナーにとっては大きな励みになりますし、また、応援されている方々も大会を楽しまれている証だと思います。また、外国から来られた参加者も多かったのが印象的でした。最後には、推定85歳?の女性の外国人ランナーの方に抜かされてしまいましたが、くやしいと言うよりも、何だかうれしい気持ちになりました。日本を代表する文化に成長したと思います。
【新たな発見】
新たな発見がたくさんあった、42.195kmでした。この経験は今後の自分の人生に生かしていきたいです。また、2019年には、ラグビーワールドカップが熊谷で行われますし、2020年の東京オリンピックもあります。感動を与えるお手伝いとして、ボランティアとして携わりたいという思いが、今、強くなっております。
来年の東京マラソンは、また絶対応募します。
富岡 宏修